はじめてお墓を建てる時、いろいろ分からないことが多いかと思われます。ご予算内でお墓をしたいやどんな形がいいのか、石を選ぶ基準とかを説明しています。
お墓を建てる時は
安心な国産の石材か、いろんな石目のある外国産の石材がいいのか。墓石の形は昔からなじみのある和型か、好きな形でオリジナルのお墓を作られるか、耐震性の高いお墓か、予算重視で選ばれるか、気になるところからご相談ください。
どんな石材がいいのか?

国産の石材の方が実績もあり品質が高く、日本の風土にあっていることもあり安心な石材とされています。お墓の価格帯は外国産よりは高くなります。一番人気は愛媛県で採石される大島石です。昔からの定番の石ですが石目は万人受けする品のある石です。誰が見ても良いお墓ができたと喜んでいただけます。
外国産の石材は中国産・インド産・アフリカ産などが現在は多く使用されています。外国産は国産と比べて、価格もリーズナブルなものもあります。色目もピンク・赤・黒・緑系色など幅広くあるのも魅力です。それに、オリジナルのお墓を作るとのには適しています。実際、お墓のご相談の際に好きな色の石を見て洋墓にされる方もいます。石の色の好き嫌いもございますので、是非、確認していただきたいと思います。
国産で採石されている石材、日本の銘石の中で代表的な石を掲載しています。下記をご覧ください。
外国で採石されている石材、中国、インド、アフリカ産などが多く使用されています。下記をご覧ください。
和型の墓石は縦長タイプ

関西地域では神戸型を多く使用いたします。(他に大阪型、京都型)大きさは7寸から1尺型までのものが多く建てられています。墓所の広さに合わせて大きさを決めることが多くあります。標準タイプが主に建立されていますが、部材をデザイン加工をしたりします。花立を花瓶型にしたり、上蓮華などを付けたりいたします。
和型のお墓の大きさは8寸・9寸・1尺といった決め方をします。これは一番上の「竿石」の幅の寸法で決められます。竿石の寸法の横幅が8寸(242.4ミリ)であれば8寸墓の基本的な全体の大きさになります。お墓は下記の図のような大きさの順番になります。8寸から9寸、1尺と全体のも大きくなっていっきます。

昔から建てられています。縦長の和型墓石がまだまだ多いですが、洋型の墓石も年々増えてきています。和型は国産石材を使用することが多いですが、洋型は色々な色がある外国産石材を使用することが多くなっています。

一般的は和墓のスタイルです(3㎡)。墓所の大きさに合わせて巻石や墓石を建てます。石碑は和型や洋墓などさまざまな形があります。巻石もバリアフリー型などもございます。最適なスタイルをご提案させていただきます。お気軽にお問い合わせください。
和型のお墓のイメージ図の一覧を掲載しています。下記からご覧下さい。
洋型の墓石・オリジナル墓

洋型はデザイン墓とも呼ばれてもいます。いろいろな形が選択でき、石材も赤系やピンク系、緑系や黒御影系など従来よく使用される白御影石や青御影石以外に使用できる石材が多くあります。
オリジナルのお墓は故人様を思い作られたり、自分の好みでつくられたりとさまざまです。下記のように基本のデザインから、これらから更に手を加えて自分このみのお墓にもできます。

国産の大島石などもいいですし、中国やインドで採れる緑系や赤系、黒系などもあり、いろいろな石の色はお墓を自分好みでデザインしたい方には好評です。個人の個性が出てしまうデザイン墓は家族内で意見がまとまらないことが多く和型を建てる方向にいく傾向にあります。
洋型のお墓のイメージ図の一覧を掲載しています。下記からご覧ください。
耐震性が高い洋墓
横型が主流の洋墓は、縦長の和墓よりも倒れにくいメリットがあります。最近は施工も耐震性を高めた工事をしていますが、横型のどっしりタイプは地震の揺れにも間違いなく強いといえます。安全性を一番にお考えでしたら洋墓をおすすめいたします。
予算内でお墓がしたい
大事なポイントでもあります。予算ですが、お墓にかかる費用としては、お墓工事代は石材費+施工費+文字彫刻工事費+部品代となります。この中で石材費は大きさや種類により大きく値段が異なってきます。施工費に関してはそれほど値段が上がることはありません。文字彫刻工事費は基本的に彫るものでは変わりませんが色々な物ですね、例えば花模様を彫りたいとか先祖の名前が多いとかがありますと値段も変わってきます。部品代はそれほど変わるものではありません。以上のように石材費が大きく予算の幅を占めます。当社では数種類の石をおすすめしてご予算内で良い物が建つように提案させていただいています。お気軽にご相談ください。
まとめ
初めて建てる時はわかりにくいことが多くあります。当社にお任せいただければ大丈夫と自負しております。また、他社でいろいろなご相談をされる方もおられますが、あまりよくない先入観を持ってお墓をされても良いお墓を建てることはできません。お墓をなぜ?建てるのかという第一の思いは大切なところです。自分達が何を作ろうとしているのかを分からなければちゃんとしたお墓はできません。お墓の事、ご供養のことなど、宗教的なことなど。お気軽にご相談ください。